2019年、6月3日お亡くなりになった佐藤弘樹さんの命日です。
佐藤弘樹さま
あちらでは、いかがお過ごしでしょうか？
日々、弘樹さんの存在は大きくなり「弘樹さんなら、どう答えるだろうか？」と考えることが多く、精神的な支柱であったな、と今更のように感じています。
僕たちが、よく話題にしていたSDG’sもあれから一般的になりました。飲み行っては「俺たちは、男社会に住み過ぎた」と話していましたが、まさにこれからは、女性が社会で重要な位置を占めると思います。そうそう良く話題にしていた同志社大学神学部の小原先生は、学長になられました。世界の平和に向けて、色んな新しい動きが京都でも生まれつつあります。
「今」を冷静に批評しながらも、温かく見つめ、未来志向な弘樹さんの姿勢は、まるまま、自分の生き方と重なってきました。
弘樹さんを皮切りに、たくさんの同級生、先輩が亡くなり始め、僕もこの世でやり残しのないよう生きることが最優先になりました。今、僕のテーマは、自分の人生で培った「教育財産」の次世代への伝承と悔いない「アーティスト活動」です。
自分が積み重ねてきたあらゆる物を、社会貢献として、伝えるべき人に伝えていく、それがテーマです。不思議に「自分が自分が」と言う人生から「必要ならば、どこへでも行く」人生にシフトしてから、大変幸せに充実して過ごしています。
人生、６０歳まではリハーサル、とNORA（ヴォーカル）さんは、言いますが、本番は、なかなかの醍醐味です。
毎日が、命がけ。
毎日、悔いないように生きて、弘樹さんと再会できればと思います。
しばし、お待ちください。
岡本博文（ギタリスト）
岡崎のお寺に眠っておられます。
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